世界らん展で私が興味をもったブースがあった。
それは、「宮内庁の蘭と盆器」・・・
これを観たときに身震いする感動・・いや、ある種の
衝撃をうけました。
「洋蘭」と「蘭鉢」との調和がとれた世界が
目の前にあった。
まさに、西洋文化と日本文化の融合の世界です。
動画をご覧ください!
宮内庁には温室があり洋蘭各種が栽培されています。
また、「蘭鉢」と呼ばれる日本各地で作られた盆器が多数あり、
洋蘭を入れて皇居宮殿や各宮家で飾られているそうです。
瀬戸・美濃窯:
温めていた「アイディア」とは、胡蝶蘭と高級蘭鉢で
2度楽しむ商品の開発です。
現状の贈答用胡蝶蘭は、見栄えが良く、豪華
な形が好まれます。鉢は、盆器ではない鉢に
ラッピングをして、鉢自体を観賞することは、一部の除き
ありません。
贈答用胡蝶蘭は、咲き終わった後が大変で、
翌年咲かせることは難しく、鉢はゴミになってしまいます。
そこで考えたのは、胡蝶蘭と高級蘭鉢(盆器)で
2度楽しむ商品の開発です。
胡蝶蘭の花が終わっても、鉢(盆器)だけでも
楽しみ、且つ胡蝶蘭以外のお花との組み合わせ
ができます。
このブースには、有田窯の「盆器」の中に、
「パフィオペディラム」の蘭が咲き誇っていました。
暫く、立ちすくみ、皇室の外国人を迎える「おもてなし」
の一つとして、採り入れられた真心に感動を覚えました。
2020年の東京五輪が開催されますが、世界中の蘭と
蘭鉢「盆器」でおもてなしすることができると確信しました。
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