友人の書家・春陽さんの個展
「FUKASHI」に出かけた。
秋の深まりを感じる10月初旬、
品のある画廊には、秋の花をテーマ
にした作品が展示されていた。
秋の花のイメージに驚いた!
木槿(ムクゲ)
真夏に浴びた陽射を、秋にはタフさに
変えて咲き誇ってます。
今回の個展の「秋の花」には、書の
タイトルを敢えてつけてません。
何故何だろう・・・・
春陽さんは静かに語ります。
「秋の深まりは目に見えぬ花の強さと
思うのです」
私は「秋の花」はしおらしく、華やか
に咲く花のイメージがありました。
秋の花の代表格「曼珠沙華」(彼岸花)
の繊細な花をイメージしてました。
書に描かれた木槿(ムクゲ)の内なる
力強さには「感動」を覚えました。
春陽さんの言葉に納得しました。
「目に見えぬ花の力強さ」を
秋の花には感じます。
秋と言えば「コスモス」、
彩深く、香り高く、華やかに咲いてます。
(上記の作品の左側)
秋と共にやってくる野分にも折れる
ことがないしなやかさを持ってます。
上記のコスモスの書をSNSにアップ
したところ、友人の写真家の方から
コスモスですね!と・・・
アーティストには理解できる
「目に見えない花の力強さ」を感じ
たんでしょう・・
秋名菊(春陽さんのお祖母様が大好きでした)
私のブログのサブタイトルでは、
「花は色んなことを教えてくれ、
癒されます。あなたに花のある生活
をおとどけします。」
と記載してます。
私は花が大好きです。
このブログで、書家が書を通して
秋の花の強さを表現してる思いを
少しでも伝えられたかと案じてま
います。
春陽さんの個展の「FUKASHI」の
思い入れを少し垣間見ることが
できました。
春陽さんの個展への思い。
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自然からの啓示
目に見えないもの
毎年花を通して教えられます
色鮮やかで逞しい花を前に
あれこれ あがくことになり
和紙と墨色の深さに導かれました
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ここ数年、外国から観光客が増える
インバウンドが叫ばれ、日本文化が
見直されてます。
「書」の素晴らしさが世界中に受け
入れられ、日本文化の橋渡しをする
時代が来ることを願っています。
春陽さんの個展は10月2日~10月14日
場所は;市兵衛町画廊/tamani
詳細は以下ご覧下さい。
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