今年もお盆に合わせ、素晴らしい「ほおずき」が届きました。
長さは110センチ、ほおずきの大きさは、握りこぶし大!!
![写真 (23)](https://i0.wp.com/sori-yoshida.com/wp-content/uploads/2014/08/0594f77213a496da4b670db74c1f2858.jpg?resize=388%2C291&ssl=1)
大分・佐伯の宇目にある「清幸農園」さんは、
うめ花卉さんと言われ、夏は、「ほおずき」・
冬は、スイトピーを生産してます。
先日、浅草寺の「ほおずき市」へ初めて行ってきました。
浅草寺では、7月9・10日の両日が四万六千日のご縁日と
受け止められるようになり、
この両日には「ほおずき市」が開かれます。
「ほおずき市」でみた鉢植えのほおずきは、50センチのもの。
毎年贈られてくる「ほおずき」は、桁違いの大きさ、日本でも
指折りの「ほおずき」です。
今年は、日照が強く、台風の影響の長が雨の影響で
上物の生産量がやや落ちたそうです。
にもかかわらず、市場から、清幸農園の「うめのほおずき」が
欲しいと注文がはいり、嬉しい悲鳴だったそうです。
![](https://i0.wp.com/sori-yoshida.com/wp-content/uploads/2014/08/19642786_10213321345049108_6684393943580428835_n.jpg?resize=432%2C768&ssl=1)
BtoBのマーケットである花卉(お花)市場では、
市場のプロが欲しがる「ほおずき」は、当然、
高値で取引されています。
夏のほおずき・冬のスイトピー!
年間、この2品種しか作っていません。
ほおずき・スイトピーは、プロの集まりである市場から
引っ張りだこです。他では作ることが出来ない商品を
作り出しています。
「ブランディング」を成功させたのは、ドラマが有りました。
1.研究熱心である。
清幸農園の市川さんは、40歳の頃までは、しいたけの栽培で
生計を立てていました。
一念発起しスイトピーは、大分の隣りの県の宮崎の師匠に
作り方を教えてもらい、自分の納得のいく栽培方法を編み出しました。
大学ノートに書き綴った生育方法は、10数冊にの及び、
今では「秘伝ノート」として若い人のスイトピー作りの
「マニュアル」になっています。
ほおずきも同様、研究熱心で、素晴らしい品質のものを
出荷しています。
2.JAに所属しない独自ルートを築き上げた。
生産者はJAに所属し、生産した商品をJAに出荷します。
JAは、その商品を市場へ出荷することが慣例となっています。
その慣習をみずから打ち破り、独自ルートをつくり、
且つ、プロが認めるほおずき・スイトピーを作りだしました。
JAを脱会した時は、村八分にあったそうです。
そのときに、良いものをつくり、
世のプロをうならせるものを作りたいという
「信念」・「思い入れ」・
「生きて行く道はこれしかない」という気概があった。
まとめ:
1.ブランディングは、人並みのことをやっていては、作れない。
2.既存のやり方だけでは、できない。人並み外れた研究熱心が必要、
3.業界の慣習にとらわれない斬新な発想。
4.自分の開発したノウハウをオープンにして、人を育て地域の活性化
に役立てるという「Give]の精神がある。
頂いた「ほおずき」は、仏壇に飾って、供養のお供えにしてます。
今では、家族同然のお付き合い、素晴しい生産者です!!
最後までお読み頂き有難うございます。
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