最近TVでハマってる番組がある。
植物男子ベランダーにお花屋の可愛い
おねえさんの楓さんが読んで聞かせた
カレル・チャペックの「園芸家12ヶ月」
の中のフレーズが刺さりました。
この番組は、NHK総合(土)23時30分〜
「植物男子ベランダー」
その主人公は
都会の片隅で暮らす中年バツイチの男
自称「ベランダー」
自分勝手のやり方で植物を育てること
を無上の喜びとしている。
season1最終回、花屋のおねえさんの
楓さんが蓮の花を枯らし落ち込んでい
るベランダーに「園芸家12ヶ月」の
1説を読んだ。
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よく聞きたまえ。死などという物は決して
存在しないのだ。芽が私たちに見えないのは、
土の中にあるからだ。未来が私たちに見えな
いのは、一緒にいるからだ。
一日も無駄にしてはならない。
我々園芸家は、未来に生きているのだ。
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可愛い楓は落ち込んだベランダーに言った。
「落ち込んでても始まらないですよ、先輩。
「悩むのは生きている証拠」って言ってく
れたのは、誰でしたっけ?」
ベランダーは自分が言ったことを思い出す。
最終回のこの場面をビデオで繰り返し
観た。
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我々園芸家は「未来」に生きているのだ!
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早速、カレル・チャペルの本を発注
しました。
植物男子ベランダーに共通する感情を
ダブらせている自分に気がついた。
私も花は幼い頃から好きでした。
定年退職後、自由な時間が増えたのか
街中や公園、ガーデニングのお店に
並ぶ花たちを見ると「ワクワク」感が
募った。
挙げ句の果てに、前職の経験を生かし
胡蝶蘭の産地直送のビジネスまでやり
始めてしまった。
マンションに住む私は、狭いベランダ
に、お気に入りの観葉植物や花々を
育てている。
狭いベランダには、四季折々の花が、
毎年咲きます。手こずらせるのは
月下美人。
寒さに弱いので、冬場は北側の自分の
部屋に移動する。それでも、寒いさに
耐え切れず、今年は咲かず、新規購入
した。
ここ数年、ベランダに1年中出しっぱ
なしでも、夏場になると咲くハイ
カスがある。今年も異常な暑さにめげ
ず見事な花を咲かせてくれ10月に
なっても咲き続けてます。
花は色んなことを教えてくれます。
人生に影響を与えてくれた人、
初恋の人、
自分が苦しんだ時に勇気を与えて
くれた花が思い出します。
テッセンやお茶花は、お花や
茶の湯をやっていた母を思い出し
秋桜は、学生時代に人生の道筋を
与えてくれた方の言葉が走馬灯の
ように頭を過っていきます。
観葉男子ベランダーを観ながら
団塊世代ベランダーもワクワク
しながら、今日も水やりを楽しん
でます。
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私のお気に入り・・・二つ折の恋文が 花の番地を探してる!
目を閉じて口ずさんでみた。
蝶
二つ折の恋文が
花の番地を探してる
私の事務所の小さなデスクに飾ってる
言葉がある。
いつの頃か、この言葉が私のこころ
に響き渡った。
「蝶」を「二つ折の恋文」と表現し、
飛んでる様を「花の番地を探して
る」。
初恋のときの「ときめいた」感性を
この短い文章に感じたことを覚えてる
(書家・春陽さん作)
この文章は、多くの方がご存知の
博物誌ルナール 岸田国士=訳
Histoires naturelles新潮文庫
昭和29年発行
動物の挿絵と共に、短い文章がつい
ている。
博物誌の中の一つだとは知っていた
が、全体を読んだ事が無かった。
早速購入したが、実に面白い表現で
動物を観察している。
原書はフランス語、大学で第二外国
語として学んだが、ままならない。
Le Papillon 蝶
Papillon, ce billet doux plié
cherche une adresse de fleur.
ググってみたら、訳者の岸田國士の
訳がすばらしい事がわかった。
何か日本の俳句に通じるものが西洋
にもあるんだと思い、調べたら
訳者の「あとがき」に書いてあった。
——————
西欧には、わが俳文学の伝統に類するもの
は皆無だと言っていいが、この『博物誌』
をはじめ、ルナールのなかには、
いくぶんそれに近いものがありはせぬか、
ということを、私はかつて「葡萄畑・・・・」
の序文の中で指摘した。
—————
何かの話題で、「貴方の好きな言葉」
はありますか?と聞かれる事がある。
すかさず、この文章を挙げる。
その会話の中で、友人の書家の
方が描いてくれたものがある。
その一人春陽さん。私のブログ の中で
個展の様子が登場します。
昨年両親が住んでいた実家の解体の
日程が決まり、家財の整理に訪れた。
奇妙な体験をした。庭に咲いていた
お花にアゲハチョウが舞い降りてき
て、私の前から去ろうとしない。
(YouTubeで公開してます)
まるで、両親が蝶に成り代わり、
語りかけてくる。
いつしか、幼少の頃の風景や実家
を建てたばかりの頃の情景が
走馬灯のように頭を掠めていった。
(幼少の頃:中央)
「蝶」
二つ折の恋文が
花の番地を探してる
私のお気に入りの短い文章と現実が
まさに結びついた瞬間であった!
亡き両親との想い出を、解体間近の
実家で引き合わせてくれた「蝶」に
感謝し、心の中で合掌した。
蛇足になるが、AI(人工知能)が進化
する世の中になりますが、感性に響く
AI翻訳は難しいと感じます。
人間本来の「感性」を大事にしていけ
る時代であることを願ってます。
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会社概要と注文方法
会社概要:
「感動と癒しのサービス」を提供するために、業界屈指目利きが直接産地に赴き、
法人向け贈答(ギフト)用高級胡蝶蘭・観葉植物の産地直送を行ってます。
´社 名:株式会社オーキッドプレミアム
´本店所在地:〒151-0053
東京都渋谷区代々木1-31-15 さくらビル3階
´TEL 03-5308-4797 FAX 03-5302-6932
´設 立: 2010年(平成22年)12月24日
´代 表 者:代表取締役: 吉田 茂
´事 業 内 容 :高級胡蝶蘭の産地直送販売/コンサルティング等
´http://sori-yoshida.com
理念:
贈る人と贈られる人の気持ちにあった胡蝶蘭を選び、贈られた人に感動を与えるサービスを提供いたします。
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