マスメディアが見落としたSNSの凄さ!・・もう一つの選挙戦

参院選が終わり令和初の臨時国会が
招集され、注目の「れいわ」の2人
も初登院した。

野党の一部党首が「れいわ」に擦り
寄る発言があり、無視できない存在
感を示している「れいわ新選組」。

選挙前から躍進を予測していたSNS
データ
があった。

今回は参院選の前からTV各局は
特番と称して人気キャスターで
PRしてた。

開票が始まった途端に、各局独自の
出口調査で当確を出していた。

マスメディアは、「れいわ新選組」が
ここまでの結果を出すと予想してませ
んでした。

ネット選挙が始まって既存政党は、
TwitterやInstagram、YouTube等
SNSでも配信していた。

と同時に、街頭演説や握手戦術も
行われていた。

ネット選挙によって、有権者は全国ど
こにいても候補者の訴えを動画等で
視聴することが出来る様になった。

この様な中、選挙前2019年7月19日)
にSNS(Twitter)の分析ツールを使った分析で、今回の結果を予測していた。

選挙前の電話調査(地上戦)では、
れいわは立憲、共産からも水をあけ
られている集計結果だった。

では、Twitter分析(空中戦)を観てみよう。

(朝日新聞と東京大学谷口研究室の共同調査)
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分析対象データ:参院選公示日(4日〜17日)
・Twitter等SNSは投稿された件数だけで
推し測れない。
・「拡散力」と「インフルエンサー」がキーワード。

「拡散力」とは
1件のツイートが、リツイートされ、それをリツイートされ・・・
を繰り返し、最終的にどのくらい拡影響力があったかを把握することが出来る。

7月10日のれいわの「あなたがいなきゃ、この国は始まらない」
を例に観てみよう。
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このツイートは(7月18日時点で)さらに拡散され
リツイート5,947件 最終的474万アカウントに届いたと推計される。

最終的には、上記公式アカウントは、
7月17日までに計293件のツイートし
延べ1億7356万アカウントに届いたと推計される。

「インフルエンサー」とは、
拡散力を持った投稿が出来る人・アカウント。
れいわ新選組(党首山本太郎)

上記「拡散力」と「インフルエンサー」というTwitterの
影響力で既存政党を圧倒した分析結果だった。

動画サイト(YouTube)でも同様の結果が観られた。
YouTubeは、再生回数がうなぎ登りの注目画像があると
公式アカウントが自動的に紹介される仕組みがあり、
れいわの街頭演説動画が複数含まれていた。

既存政党のツイート数を列挙します。
・自民:277万ツイート
・共産:144万ツイート
・立憲:106万ツイート→リツイート2,200→1271万アカウントに届いた
・N国:4,
400以上のリツイート→1816万アカウントに届いたと推計
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以上、選挙前のSNSのデータ分析結果です。
この結果だけで、選挙の投票へ結びついたかは
結論づけられない。

まとめ:
私もSNSが世の中にではじめた頃から毎日
使っている。Twitterに関しても日本本社で
のセミナーに参加してその有効活用の秘訣
も理解しています。

「れいわ新選組」には「SNS活用戦術」が随所に観られます。

・党首の街頭演説がカリスマ性である。
・選挙有権者の質問に丁寧に応える。

・SNSの拡散力効果のために、街頭演説で
動画を撮り、各自TwitterやYouTubeへ投稿
をお願いしてる。

・選挙資金の捻出のため寄付をお願いしてます。
・衆議院解散が囁かれていることを見据えて候補者二人を「特定枠」選び、本人比例で落選したが228万票を獲得した。

以上、今回マスメディアが見落とした
選挙結果を事前に予測したデータ分析結果
とその後の選挙結果。

確かにSNSのネット選挙と言うもう一つの選挙戦が見えてきたのも事実です。

そこから見えてきたことを示します。

「れいわ」の公約は、私は、理解しかねますが、ネット選挙でのSNS戦略活用が功をなし

野党にも緊張感が出て、今年中に解散があると予想されてる衆議院選挙では存在感が予感されます。

N国は論外ですので記述致しません。

今後の選挙では、公約を明確にし、
論点を明確にし徹底した議論をすれば、
有権者の心に響かせることができます。
れいわの戦術が物語っています。

スマホだけで育ったの世代には、共感すれば行動する!

彼等こそが、ネット選挙時代の
ディスラプター(破壊的創造者)
になり得、引いては、投票率アップにも繋がります。

今後の選挙は、この世代が大きく変える事になるでしょう。

SNSが好きな団塊世代のおじさんの独り言に
ここまで読んでいただき有難うございます。

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