JR無人駅に女性名誉駅長誕生!・・同級生の思いとは・・

同期の峰子さんが、大分合同新聞に
掲載されていると友人から連絡が
あった。

大分佐伯市のJR海崎駅(無人駅)を
花で駅の美化活動に貢献し、県内初の
女性名誉駅長に就任した。

この新聞掲載を楽しみにしてたのは
私だけではない。
本当におめでとうございます!

実は、同期生は名誉駅長に就任した
ことは、既に聞いていた。この日を
首を長くして待っていたのである。

女性名誉駅長に就任した佐藤峰子さ
んは、亡き夫が勤務していたJRの
無人駅が荒れ果ていることに耐えら
れなかった。

有人駅だった頃のように活気ある駅
にしたい思いで、4年前から一人で
草刈りを始めた。

当時の有人駅の様子を表す写真が見
つかった。55年前、私が中学1年
の頃。

昨年11月に同窓会で帰郷したとき
友人から佐藤峰子さんの人柄、駅の
美化運動に貢献していたことを聞か
されていた。

名誉駅長になる半年前に出会った。

その時に、彼女が成し遂げた綺麗に
なった無人駅(JR海崎駅)を見たく
なって訪れた。

有人駅時代の活気は全くなかったが、
過疎化が小さな町にも押し寄せていた。

お花畑に囲まれた海崎駅があった。
ゴミ一つ落ちていなかった。

同窓会で話を聞くと、毎日午前・午後
2回2時間の草取りとお花の水やり。
ほぼ365日やり続けている。

団塊世代が、毎日ボランティア活動
に打ち込む胸の内を聞き出した。

子育てが終わり1人で生活してる毎日
人のためにお世話をすることに生甲
斐を感じてる」とさりげなく語る

毎日が楽しくてしょうがありません!


彼女の無人駅のボランティア活動を
中学の教育に取り入れようと生徒と
先生が視察にやってくる。

佐藤峰子さんは、草苅のカマの使い方
を知らずに手伝いにくる生徒が大部分。
座学だけでなく、実学を学んで欲しい
と要望する。

団塊世代が残された「健康年齢」を
どう生きるかを考えさせられた
ニュース記事であった。


一人でできることは、限られている。
私も自分で出来る故郷への恩返しを
行動することで活かしていきたい。

「亡き夫に代わり、無人駅を見守る」

この言葉といつも和かな笑顔が妙に
心に残ってます。

世の中、悪い話題のニュースが多い
中、この新聞記事は、夏の疲れた
身体に清涼感を与えてくれました。

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