胡蝶蘭市場を創造的に破壊する(1)・・現状のままでは沈没だ!

胡蝶蘭業界だけでなく花(花卉)業界全体が
「景気が良くならない」と言われている。
景気のせいで花卉業界全体が悪い・・・
本当にそうなんだろうか?

既存慣習に従って仕事をしている人には、そう
思われても仕方が無い。他業界では創造的破壊を
やってる企業がある。

先日も外資系IT業界のイベントに行ってきた。
データーベースでは、世界No.1の企業が、今後

10年を見据えて創造的破壊ビジョンを打ち出した。
「データーベース」から「クラウド」へ。事業モデルを
全く変えてしまったのである。
Digital DISRUPTION
創造的な破壊です。

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これを今やらなければ生き残れないと判断し、
実行し始めました。

では、胡蝶蘭・花卉業界での創造的な破壊を
行ってる企業はあるだろうか・・・

この業界は企業というより既存の流通
システムが旧態ぜんとしている。
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生産者から農協(JA)⇒市場⇒卸・ホームセンター・花屋⇒消費者

胡蝶蘭の生産者が数年かけて作り農協(JA)や
市場の中間流通業者が利益を乗せて消費者
に価格転嫁しています。

消費者が胡蝶蘭の価格が適正でないと判断
すれば需要は減り、胡蝶蘭の値段は値崩れします。

では、創造的破壊をして業界全体を元気にする
方策は無いのだろうか?

弊社のビジネスモデルは、その解決策の一つとして
提供し始めてる。産地直送ビジネスモデル
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まとめ
1.生産者から市場を通じて、最終的には消費者への
物の流れを「中抜」にして、
生産者の良いものを 直接消費者へ安く提供する。

2.中抜きした利益は、消費者へ還元する。

3.現市場法は大正時代に制定され、その後改革されてきた。
時代が大きく変わり、消費者の花に対する嗜好が
多様化している中、やはり創造的な破壊が必要です。

4.特に「胡蝶蘭」は種から育成して商品になるまで
数年(3~4年)かかり、最近では、リレ-栽培方式で
バイオ技術の進歩で劇的に期間を短縮できました。

5.胡蝶蘭に付加価値を付ける工夫が必要となります。

6.胡蝶蘭に付加価値を付ける方策として、窯元との
協業です。

7.胡蝶蘭と窯元の作った和鉢との「和の世界」で
付加価値を高める。

8.即ち、胡蝶蘭が咲き終わってからも「和鉢」だけでも
楽しめる。又、自分の好みの花を植えて楽しむことも
出来ます。
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最後に、花卉業界に全く創造的な破壊が無いわけ
ではありません。自己破壊をし続ける経営者がいます。
お花屋さんがカフェを経営し大成功を収めています

今後、若い経営者が、花卉業界の創造的破壊まで
もっていき、皆がこころ豊かに、元気に花のある生活が
できることを願ってます。

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