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映画「天気の子」のラストシーンと曲・大丈夫!に痺れた・・小説版から見えてきた二人の天才

2019年8月25日 by 吉田 茂 コメントを書く

「この人の大丈夫に、自分がなりたい」
コロナ禍の中、新年迎えたお正月、「天気の子」のTV放映を観た。
人間歳を取るにつれ、自分の心の世界の自由さとまっすぐな眼を忘れがちになる。

この気持ち持ち続けることの重要性が、ラストシーンの曲「

大丈夫」の歌詞と曲がマッチして、観る者の心を揺さぶる。

ブログを書いたことを思い出した。


新海誠監督の前作「君の名は。」と同様
「天気の子」がヒットしていると聞き
異常気象が続く夏休みに、観に行った。

何と!映画の始まりのシーンが、毎日
通勤で通っている代々木駅前の廃墟ビルだった。
正にアニメの「聖地」が、私の事務所の
目の前にあった。

代々木駅構内に映画の公開に合わせて、
巨大な映画看板が備えてあり、廃虚ビル
には、カメラを持ったアニメファンが
聖地巡礼として訪れていた。

(JR代々木駅西口構内)
映画を観るまでは、ここが聖地の一つだ
とは、気がつかなかった。
夏休み中で、父兄と一緒に訪れた親子の姿があった。
(8月からは、この廃ビルは、取り壊し作業が行われ、中には入れなかった。)

映画を観てない方にお勧めは、小説版「天気の子」
を読んでから映画版を観てください。

きっと感動が増すに違いありません。

あらすじは:

高校1年の夏、帆高(ほだか)は離島から家出し、東京にやってきた。連日振り続ける雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅にで、帆高は不思議なこと能力を持つ少女・陽菜(ひな)に出会う。

「ねえ、いまから晴れるよ」。
それは祈るだけで、空を晴れにできる力だった・・・・
天候の調和が狂っている時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。
(小説版「天気の子」のカバーより)

 

映画「天気の子」への想い
新海監督は、映画の本編制作と並行して小説を書き上げた。
ちょうど公開2ヶ月前であった。

監督は、前作の映画「君の名は。」の
経験を込めて「天気の子」の制作に誓ったことがあった。

自分なりに心を決めたことがある。
それは、「映画は学校の教科書ではない」ということだ。
映画は(あるいは広くエンターテイメントは)正しかったり模範的だったりする必要はなく、むしろ教科書では語られないことを語るべきだと、僕は今さらにあらためて思ったのだ。

 

この思いは、最初からラストシーン
の大丈夫まで主人公の帆高(ほだか)
の陽菜(ひな)への想いで貫かれてます。

映画では、天候の調和が狂っている時代、
正に現代では、人は生きていくために、

歳を重ねるごとに人並みの標準化された
方向へ流されていく。そしてそこに安住していく。

しかし、主人公・帆高(ほだか)の一途
な思いと行動は、青春時代に誰しもが
持っていた思いを彷彿させる。

この自分だけの世界を持ち、誰が何言お
うともまっすぐな帆高(ほだか)の生き方
は、監督が描きたかった世界である。

これは、映画のサブタイトルの
「僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語」
を語っている。

人生100年時代と言われ、定年退職し
てからもうひと人生を過ごす。こんな
時代にこそ必要な自分の心の世界の自由さ
とまっすぐな眼
を持ち続けたいと感じました。

(表紙カバーの裏に新海誠監督のサイン!)

映画「天気の子」と音楽

映画「天気の子」と音楽について小説の
あとがきに綴られてます。
RADWIMPS(ラッドウィンプス)の
野田洋次郎さんが音楽を担当した。

新海監督が、野田洋次郎さんへ依頼した
3ヶ月後に
「愛にできることはまだあるかい」と
「大丈夫」の2曲が届いた。が・・・

監督は、当初「大丈夫」は実は使えない
と感じていた。

その後、映画「天気の子」のラストシーン
の音楽が決らない状況が続く中、

「大丈夫」の歌詞の素晴らしさに監督が
気づき、その歌詞から着想をえて最後の
シーンを描いた。

映画「天気の子」は、新海監督と
RADWIMPS(ラッドウィンプス)の音楽担当
した野田洋次郎さんの絶妙の天才コンビ
がなした作品である事が理解できた。

 

「この人の大丈夫に、自分がなりたい」

野田洋次郎さんの小説版の解説に
「大丈夫」の本質が書かれている。

「この人の大丈夫に、自分がなりたい」

「大丈夫(Movie edit)」という曲はこの「天気の子」のための曲であり、帆高(ほだか)陽菜(ひな)の曲だ。この世界で期せずして与えられた宿命に翻弄される二人の歌だ。

「世界が君の小さな肩に乗っているのが僕にだけは見えた」
この小説を読みながら理解できた気がしてきた。すべての人が、皆自分だけの世界を持ち、その世界の中で必死に生きている。

役割を持ち、何かしらの責任を負い、自分というたった一つの命を今日から明日へと日々運んでゆく。何も陽菜(ひな)だけでにはなかったのだ。

そうしてすべての人が、そんな自分だけの「世界」をもがきながら生きている。その姿を誰かに見てもらえる心強さや安心感を知っている。

「見てくれている」「私の小さな世界を知ってくれている」「大丈夫?と気にかけてくれてる人がいる」ということがどれほど大きな支えなのかを知っている。

そして誰もがかけがいのない大切な人がもがく姿を見た時、
「この人の大丈夫に自分がなりたい」と願っている。

この「大丈夫(Movie edit)」という歌はそういうことなんだと思った。
自分の歌の意味を監督が教えてくれた。

「大丈夫」の歌詞と曲(動画をご覧ください)

世界が君の小さな肩に 乗ってい
るのが 僕にだけは見えて 泣き出
しそうでいると

「大丈夫?」ってさぁ 君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って僕は慌てて言うけど

なんでそんなことを 言うんだよ
崩れそうなのは 君なのに

世界が君の小さな肩に 乗ってい
るのが 僕にだけは見えて 泣き出
しそうでいると

「大丈夫?」ってさぁ 君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は慌てて言うけど

なんでそんなことを 言うんだよ
崩れそうなのは 君なのに

取るに足らない 小さな僕の 有り
余る今の 大きな夢は
君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい

君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての 「大丈夫」になりたい

 

最後に「大丈夫?と気にかけてくれてる人がいる」ということが
どれほど大きな支えなのかを知っている「友」がいる。
その人に、「貴女の大丈夫に自分がなりたい」と願っている。

こまで読んでいただき有り難うございました。
もう一度、映画「天気の子」を観たくなりました。

 

 

 

 


——————————————-

 

 

 

映画「新聞記者」を観てきた!・・色んな評価がある!

封切り前からSNSで評判の映画を
1ヶ月後に、見る事ができた。
若手女性の新聞記者が若手エリート官僚
の対峙と葛藤を描くサスペンス。

エンターテインメントとしては
面白かったが、エンディングは
スッキリしない。
その訳を考えろ!なんだろうな・・


映画を見始めると直近の事件で国会審議
で取りざたされたことが浮かんできた。

あくまでも映画は「フィクション」で
あるが、公文書改ざん、大学新設を巡
る不正疑惑、

最近では、政権への忖度等の問題が
湧いて現実と重なってくる。

封切が6月28日で、直近の参院選挙が
近かったことを考えてしまう。

最近の映画の封切は、主演俳優をTVへ
出演させてPRを大々的に行うことが
常道である。

それも今回はTVでのPRはなかった?!
権力側からの圧力かなと想像してし
まった(笑)

エンターテインメントしての女性
新聞記者を演じた(シム・ウンギョン)
さんと

官僚としての葛藤を演じた松坂桃李
さんの二人の「表情と心の葛藤」シーン
が見事に描かれており感動する映画
であった。

女性新聞記者の生い立ちから取材に
執念を燃やすだけでなく、

ある時は「被害者」に対するマスコミ
の取材攻勢に、被害者側に立っての
取材拒否をする姿に涙した。

又、エリート官僚として「闇」の
存在に気付き、権力側からの組織的
な揉み消しの命令
と人間としての正義
との狭間での葛藤。

エリート官僚を演じる松坂桃李の
魅力を存分に発揮していた。

良い役者だなあと改めて思いました。

今回の映画は、極秘情報が記載された
匿名FAXが新聞社へ届くシーンから
始まる。

「新聞記者」が書く記事について
思い出したことがある。
「ベタ記事」について。

—————————————–
私は、新聞を読むときでも、大きなニュースにはもちろん目を通すとして、意識的に小さいニュースを読み込むようにしている。
小さいニュースほど、実は世の中の動きやトレンドを拾っていることが多いからだ。(本文)(伊藤洋一著:情報の強者:新潮新書)
—————————————-

インターネット時代に溢れるニュース
やフェイクニュースの中で、情報の
弱者にならないためにも新聞の読み方
を示唆してくれてます。

映画では、FAXから展開していく。

我々は「ベタ記事」から新聞記者の
将来的に問題となりそうな記事を読
んでみるのも面白い。

この映画の原案:望月衣塑子「新聞記者」
(角川新書刊)ですが、私は読んでません。

新聞は、日経新聞と読売新聞を併読し、
お気に入りは作らず、必要に応じて一般紙を
読むこともあります。

 

一般的に産経新聞や読売新聞は保守的
な見解を持つが、朝日新聞や毎日新聞、
東京新聞の記事はどちらかと言えば
左翼的である。

この映画の原作は後者であり、作品の
評価が分かれるのも当然である。

筆者としては、エンターテインメント
の映画として十分楽しめたし、二人の
演技も良かった。

エンディングが、二人の大写しの表情
で終わった・・・

その後の二人の結末は・・・
スッキリしない!

原作とは違い、映画監督のサスペンス
ドラマであり、人間ドラマのテーマと
して考えるとあのエンディングもあり
かなと思い劇場をあとにした。

最後まで読んで頂き有難うございます。

———————————————
関連ブログはこちらです。

 

 

 

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´設   立: 2010年(平成22年)12月24日

´代 表 者:代表取締役: 吉田 茂

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