胡蝶蘭市場を創造的に破壊するその2・・世界の市場は大きい!

前回は日本の胡蝶蘭業界は、このままでは沈没する
と述べてきた。海外では「世界のラン王」と呼ばれる日本人
がいた。
彼は、日本の胡蝶蘭業界には関心がない。何故なんだろう・・
今回は、視点をかえて海外マーケットではどうかを
考えてみたい。

世界最大の花卉(お花)市場は、オランダにあります。
アールスメア市場には、世界中からお花が集荷され、
買い取られたお花は、ヨーロッパ各地へ配送されます。

日本の規模とは比較になりませんし、市場のシステム
の効率化、品質管理や物流システムが整備されてます。
オランダ花卉市場
オランダの胡蝶蘭も機械化による大量生産されてます。
日本独特な贈答用の曲げた胡蝶蘭はなく、曲げずに
販売されてます。

胡蝶蘭の苗は、大部分を台湾から輸入して
花を咲かせて販売してます。

ヨーロッパの人々は、花の模様等アート的な
要素を求め、ニーズが日本と異なることがわかります。

さて、冒頭に書きました「世界の蘭王」は米国にいました。
アンディ・マツイさん、奈良県出身です。
年間500万鉢の蘭を生産、米国市場の2割シェア。

蘭の苗は台湾から輸入して、栽培工程の4割は台湾で
徹底してコストを抑えた胡蝶蘭を生産し
消費者向けに販売してます。

TPPで日本の農家は大変だと騒いでいますが、
マツイ氏は、予測して磐石の対策を打っている。

こんな「世界の蘭王」に弟子入りしたいと言う
若い日本人はいないと嘆く。

日本の胡蝶蘭生産者に胡蝶蘭業界を創造的破壊を
行う人は存在しないのか、調べてみた。

発見しました。
「 中東の石油王に国産胡蝶蘭を売る夢 」

なんと農協(JA)に頼らない大規模」生産者である
松浦園芸 社長の松浦進氏。

日本を代表する大規模な生産者の一人 です。
中東で開催された「世界のガーデニングコンテスト」
に日本で育てた胡蝶蘭を展示。

なんと日本で3万円する胡蝶蘭が、15万円の値が
ついたそうです。
raz.l
(この写真は日本でも3万円以上の想像写真)

胡蝶蘭生産施設は名古屋ドーム一個分、
年間20万鉢を生産。
直接農協に頼らない胡蝶蘭生産者のチャレンジがあります。

まとめ:
胡蝶蘭業界の創造的破壊をする方法が見えてきました。
1.日本マーケットだけでなく、世界のマーケットに販売する。
中国の富裕層や、中東の王様と言われるセレブを
事業ドメインとする。

 

2.日本の胡蝶蘭(曲げる贈答用)だけでなく、世界の
人々の好みに合った胡蝶蘭を販売していく。

 

3.胡蝶蘭の日本標準は世界標準ではない。

 

4.世界のマーケットを対象にする場合には
生産規模の大規模化は避けてとおれない。

5.胡蝶蘭の育成と品質は、世界No.1なので
生産者が自信をもつこと。

 

6.国の成長戦略の一つとして、農業分野の改革の
一貫として花卉業界(胡蝶蘭業界含む)の生産者
の育成、輸出拡大に力を入れて欲しい。

 

7.胡蝶蘭の生産者は規模が小さい。クラウドファンディング
等の手法で資金を募り、農業法人で世界の市場に
最高の胡蝶蘭を供給できれば素晴らしい。

 

ここまで読んで頂き有難うございます。
面白かった、為になったと感じたら、「twitter」や「はてなブックマーク」
ボタン押してして頂けると嬉しいです。モチベーションアップにつながります。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください