つの楽しみがあった!
京都人しか味わえない隠れ家的な場所
や食事を堪能出来た。
そこには茶の湯の「真髄」を味わう心の
種蒔きが隠されていた。
初日のメインイベント、高台寺十牛庵
での京料理を堪能した後、築110年
の歴史ある館にあるプライペート茶室
での茶会。
内心ドキドキしながら、お茶を頂き、
本物に触れる感動と歴史ある茶器から
伝わってくる無言のひびき・・・
夕方には満腹のお腹に優しいお蕎麦を
いただいた。
で、癒されながらの会話は夜がふけるの
が惜しまれる素敵な時間を過ごしました。
残しながら、初日の夜は更けていった。
童心に返った自分に気が付いた。
年齢を重ねると「童心」を忘れがちになる。
気持を引きずりながら、過去、現在、そして未来のことが
走馬灯のように頭をよぎった。
これも目覚・・
との戯れ、冥想で空いたお腹に優しい
朝食!

京大北門前の「進々堂」パン屋さんで
「カレーとパンのを頂きました。ここでも、非日常の贅沢な時間と
空間で刺激を貰いました。(目覚め)
大徳寺・瑞峯院でお茶をいただいた後、
和尚さんのお話が腹に染み渡りました。(目覚め)
人は、自然に生かされている。
自分が今あるのは、ご先祖様に感謝すること。
自分の人生とは、自らを分かって人生を生かす。
早朝の上加茂神社境内に流れる
「ならの小川」で自然の中に身を寄せて
感じた体験と
和尚様の言葉が重なり合った
瞬間でもあった。
又、お茶の先生から頂いた本の一節を
思い出していた。
気づくこと。
一生涯、自分の成長に気づき続けること。
「まなび」とは、そうやって、
自分を育てることなのだ。
(「日日是好日『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」)
良いお天気に恵まれたが台風情報が
気になっていた・・・
中に入ると築130年古民家を改装し
たお部屋。

オーガニック野菜たっぷりのランチは大満足でた。
最後に楽美術館と佐川美術館で楽家伝統の
千利休の理想とする「楽茶碗」の
醍醐味を味わいました。

「楽茶碗」の数々を目の当たりにし
感動とともに「守破離」の心と伝統の
重みを感じました。
最後に訪れた「佐川美術館」の茶室。
当代吉左衛門の「守破離」の中で
進化しつつある造形美の凄さには
言葉にもなりません。
特に彼が設計の創案した茶室広間の床
の高さは水庭の水面と同じレベルに
保たれている。まさに感動の連続でした。
台風接近情報の中、帰り際に水上先生が
走りながら佐川美術館の出口に向かっ
てる姿の意味がやっとわかった。
この写真があれば、茶室の凄さ、
感動を、ツアーに参加した各自の
脳裏の中から引き出せることを・・・
つが続いているが、交通機関の大きな
影響もなく帰宅出来たことに感謝です。
添乗員(中村典子)さんのプロならでは
のおもてなし、そして主催者の水上先生の茶の湯の真髄
の種蒔きのこころが随所に感じられ、
隠された謎が解けた旅でした。
自分の中に「何か」が目覚めた種を
育て、花を咲かせるべく精進していきます。ここまで読んで頂き有り難うございます。聖地巡礼の旅に興味のある方は
添乗員(中村典子)さんへ連絡して
下さい。関連ブログはこちら→
初めての茶会・・・おもてなしの伝統と変化
初めての茶会に誘われて参加した。
噂には聞いていた茶室に躙口(にじりぐち)
から入るとそこは別世界であった。
桜の開花を間近にひかえた穏やかな
日曜日の朝、友人と共に朝一番に
靖国神社の茶室に向かった。
その場所は、毎年桜の季節には必ず
訪れる靖國神社の奥まった「神池公園」
の中にあった。
月1回開催、「ビジネス茶道」の
水上先生 のお席に最初にお伺いした。
今回の茶会は「表千家史縁茶会」で
茶室は、洗心亭、靖泉亭で4席催された。
友人と共一番乗りと意気込んで行くと
既に数名が並んでおり、10時の開催
時刻には、長蛇の列になってました。
茶室の躙口(にじり口)とは、物の本によると、
高さが2尺2寸(約67センチ)幅が2尺1寸
(約64センチ)ほど。
大きな石段から身をかがめて入室。
その昔、武士が刀をもって狭い入口
から茶室に入ることはできません。
千利休の天下人でさえも人は皆平等であ
ると言う精神が垣間見られました。
床の間にある掛け軸と茶花に挨拶し
風呂釜を拝見し、迷ってしまいました。
掛け軸の何たるかも知らずに・・・
自分の座る席が何時ものビジネス茶道の
茶室と異なっていたからである・・・
狭い茶室と聞いていたが、12人も
入ると窮屈に感じながらうさぎやの
お菓子を頂いた。
事前情報でこれだけはわかり、
ホットした。失敗の連続・・
亭主とお正客のやり取りの会話が
本来の茶の湯の醍醐味があるのでしょう。
私には全く分からない。焦りました。
暫くして、亭主のおもてなし一覧表が
でて、皆でお話を聞かせて頂いた。
(友人の写真から:茶室では写真NG)
「茶会記」と言われ、私も調べてみた。
茶会の日時と場所、その日の道具立てや
懐石膳の献立などが記されたもの。
実は茶会初心者にとって、茶会記が事前
に配布されていると、内容が理解できな
くても、
亭主のおもてなしの心を少しで
もより楽しめたのではと感じました。
主客は、会記を見ながら亭主と会話して
いく。
(友人の写真から:茶室では写真NG)
熟練した茶人の方々が、楽しそう
な表情で、お互いに酔いしれていく姿
には初心者にも醍醐味を味わうことが
できた。
他の先生の茶会の席にも参加したが、
おもてなしの心が伝わってきた。
亭主は、外国人に気を使い正座は苦手
だから、補助椅子を準備するよう
おもてなしが垣間見られた。
インバウンドの時代、外国人への日本文化
の紹介の一つとして茶会は有効です。
表千家史縁茶会の内、1席が立札席があり
椅子席での茶会が有りました。
外国人には楽で、彼のにこやかな表情が
印象に残ってます。
初めての茶会!
本格的な茶室での茶会は、緊張しましたが
茶道の奥深さを感じつつ、楽しむ事が
出来ました。
又、日本人で有りながら日本文化の
勉強不足を感じました。が、今後
興味を持った箇所から学んでいこうと
再認識しました。
思えば、ビジネス茶道に興味を持った
のは亡き母の遺品の茶道具や茶会の写真
お花の花器や生花の写真の数々。
私の知らない茶道や花道の世界を垣間見
たいことから、始まった。
茶会の帰り道には、桜の開花を間近に控え
梅の花が綺麗に咲いてました。
初めての茶会が、私の知らない母の姿を
垣間見る事ができ供養になったと思いな
がら靖国神社を後にした。
ここまでお読みいただき有難うございます。
お茶を始めた切っ掛けです。
日日是好日(映画)を観てきた・・・人生の「学び」とは気づくこと・・
ビジネス茶道の先生から頂いた本!
エッセイストの森下典子が茶道教室に
通った、25年間の日々を綴った
エッセイ「日日是好日『お茶』が教え
てくれた15のしあわせ」の映画を
ワクワク感で観てきました。
私が茶の湯に興味を持ったのは、遺品
の整理で茶道具と母のお茶を教える写真
を発見したからである。
そこには、生き生きした母の姿があった。
その母の姿と茶の湯の心を知りたくて
昨年から「ビジネス茶道」を始めた。
典子役の主演に黒木華、茶道教室の先生
である武田役に樹木希林、典子の従姉妹
の美智子役に多部未華子。
どの女優さんも大好きです。
特に9月に亡くなった「武田のおばさん」
こと武田先生役の樹木希林さんの演技に
引き込まれていく。
「頭で考えないの。手が知っているから
手に聞いてごらんなさい」
ビジネス茶道では、まだお茶をいた
だくだけですが、水上繭子先生が
お点前するしぐさが毎回楽しみです。
袱紗さばきから、くみ上げた湯を
茶碗に注ぐ柄杓作法とお湯の音・・
抹茶を茶碗に入れた後の茶杓で軽く
叩くかすかな音・・・
茶筅で茶をかき混ぜるしぐさが、
流れるように茶室の空間で踊っている。
心地良い美の世界に浸ることが
でき、安らぎの境地に達します。
母の心の内を知りたくて茶の湯を
始めた私にとってその心の一部を
垣間見た瞬間です。
映画では、茶室の場面が沢山あります。
四季折々の場面に応じて、掛け軸や
茶花そして、茶室から見える庭の風景が
季節と共に変化していく。
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二十歳のとき、私は「お茶」をただの行儀作法としか思っていなかった。
鋳型にはめられるようで、いい気持ちがしなかった。
中略
季節が変われば、部屋全体の大胆な模様替えが起こる。
そうゆう茶室のサイクルを、何年も何年も、モヤモヤしながら
体で繰り返した。
すると、ある日突然、雨が生ぬるく匂い始めた。
「あ、夕立が来る」と思った。
庭木をたたく雨粒が、今までとはちがう音に聞こえた。
その直後、あたりにムウッと土の匂いがたちこめた。
・・・・
季節が、「匂い」や「音」という五感にうったえ始めた。
・・・
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(「日日是好日『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」)
映画は静寂な中で、典子の表情や季節
の変わり目の変化を繊細な映像で見事
に表現している。
典子が「瀧」の掛け軸と対峙する場面
で、映像が瀧の動画に変わり、瀧と
一体化した心理描写が印象的でした。
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「瀧」と太く勢いよく、堂々と書いてあった。
その下全て余白・・・・・・
「瀧」の筆の最後をハネず、そのまま余白を一気に、どおーっと、紙の下まで書き抜いていた。勢余って、墨の小さな飛沫が散っていた。
一瞬、水しぶきを顔に感じた。
滝壷から、冷気が噴き上がった。汗に濡れた背中が、スーッとした。(あー、涼しい〜)
その時、私の目から、分厚いウロコがポロリと落ちた。
(あー、掛け軸ってこうゆうものなのか!)
むずかしくてわからないという思い込みが、いっぺんに吹き飛んだ。
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大森立嗣監督の繊細なこころの描写の
素晴らしさが伝わってきました。
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人は時間の流れの中で目を開き、自分の成長を折々に発見していくのだ。
だけど、余分なものを削ぎ落とし、「自分では見えない自分の成長」を
実感させてくれるのが「お茶」だ。
最初は、自分が何をしているのかさっぱりわけがわからない。
ある日を境に突然、視野が広がるところが、人生と重なるのだ。
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(「日日是好日『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」)
母の遺品の茶道具を整理していないが、
初釜の映画シーンでふと思った。
初釜の写真と濃茶で使ったと思われる
内側が、金色の茶碗があること思い
出した。
映画とエッセイを通して、私が知りたかった
茶の湯の世界で生きる母の姿が垣間見えた。
小さいながら茶室で生徒さんに教えながら
自らも楽しんでいた。
いつしか、母の声が聞こえてきた。
気づくこと。
一生涯、自分の成長に気づき続けること。
「まなび」とは、そうやって、
自分を育てることなのだ。
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団塊の世代、古希を迎えた翌週に
映画「日日之好日」が封切り、
感慨深く映画に魅了させられた。
「日日之好日」「にちにちこれこうじつ」
は、天気の日も雨の日も、すべていい日
この本当の深い意味を感じた瞬間です。
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「目を覚ましなさい。人間はどんな日だって楽しむことができる。
そして、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。
あなたが今、そのことに気づいたようにね」
そのメッセージが、ぐんぐん伝わって胸に響く。
二本の脚ですっくと大地に立って、全身に雨を受け、世界と対峙して
いるような気がした。
深く息を吸い、心の中ではっきりと思った。
(今この瞬間の感覚を、忘れずに生きよう!)
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(「日日是好日『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」)
映画とエッセイをとおして、母の茶の湯の
心と触れ合ったことに感謝です。
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