お花との出会い その2(産地直送・ビジネスモデル)

前回は私とお花との出会い-その1で、
ムーダスト」(青いカーネーション)のお話をしました。

ムーンダスト

 

この時の出会いが、定年後の人生を
大きく変えるなんて
自分自身も思っていなかった。

私は、大学を卒業し外資系の会計監査事務所で会計監査をやり、
その後、 外資系企業の財務・会計の
プロとして仕事をしてきました。

お花事業は全くの素人でした。
花卉(お花)事業部への責任者として仕事を
こなしていくことになります。定年までの10年間を
この業界に身を置くことになります。

当時は商業衛星を使ったBtoB(業者間取引)の
オークション運営会社で、中古車や中古バイクと
花卉(お花)事業を行ってました。

大田花き市場

 

花卉(お花)業界での物流は、
生産者⇒ JA⇒ 市場⇒ 買参人(お花屋・葬儀屋・仲卸等)⇒ 消費者

でお花が、売買されていきます。
前職では、「インターネット花市場」の立ち位置で事業運営してました。

このような物流の流れは、花卉(かき)業界だけでなく、
農産物、水産物等同様の流れになっています。

この物流の現状を知れば知るほど、もっと効率出来ないかと考え始めました。
即ち、BtoB(業者間取引)ではなく、BtoC(生産者⇒消費者)が出来ないかを考え始めました。

会社組織にいては、BtoCの事業はできない壁を感じ、
この思いが起業をするきっかけとなりました。

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New ビジネスモデルを目指す!


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これが、産地直送方式です。生産者⇒ 消費者

JA(農協)⇒ 市場⇒ 仲卸 という流通経路を省き、

生産者と消費者とを結びつける
「産地直送を仲介すること」を目指すことにしました。

生産者の作った本当に良いものを消費者に「適正な価格」で提供したいと考え始めました。


このビジネスモデルは、ネット通販とも異なります。

例えば、通常のお花屋さんは、市場から胡蝶蘭を

仕入れ在庫としてお店に並べ、その胡蝶蘭を
ネット上(ホームページや楽天に出展)に掲載して販売をしています。

 

弊社のビジネスモデルは、お店や胡蝶蘭の在庫は有りません。
・ネットやFAX及びE-mailで注文を頂き、それを産地へ投げます。

・産地は注文を受け、送り先へ宅配便でお届けいたします。

・弊社は、納品を確認した後、請求書をお客様へ送ります。

非常に簡単で誰にでもできそうなビジネスモデルです。
在庫は持たない、お店もなくていい、開業資金もいらないこんな良い話はありません。

ここに大きな落とし穴があります。
胡蝶蘭の品質を保つにはどうするか・・・信頼を得るにはどうすればいいか・・・
これを解決したのが「目利き」です。

この「目利き」がこのビジネスのキーワードになるかを次回にお話しいたします。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

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