「まさか」!と「乱気流」!から今年も始まった。・・トランプをどう理解し対処すべきか・・

お正月気分が抜けきらない時期に、
新春講演会にでかけました。

今年は何か大きな変化が起こると感じ
経済学者の方々のお話を伺った。
景気を占う場合には、「登り坂」、
「下り坂」があります。

今年は「まさか(ま坂)」!だ
そうなんです。

米国大統領選挙結果や英国のEU離脱、
今年も「まさか」が起こってます。

もう一つは、株の「乱気流」です。
昨年末にかけて日本は何もしなくて
も、トランプ米国大統領の今後の政策
の期待感で、「円安」で株高になり
ました。

米国大統領が就任して2週間、毎日ト
ランプ劇場が報道され、常軌を逸した
行動に、早くも「追放」する選択肢を
模索するニュースも飛び交ってます。

トランプ米国大統領を理解する現地レポート記事
にトランプ大統領を理解するヒントを
見つけました。

トランプ米国大統領を誕生させたの
は、ミシガン州、オハイオ州、ペン
シルベニア州の「Rust Belt(ラストベルト:さび付いた地帯)」

に暮らす低中所得層の白人労働者だっ
た。

トランプ氏は、ラストベルトの白人労
働者に
「雇用を取り戻す」ために、

環境規制の緩和、関税障壁、移民排斥、
工場の海外移転阻止等
を公約した。

 

以上は、ホワイトハウスのHPにも記載(ISSUES)
されてます。

トランプ米大統領就任直後からの
大統領令は、世界中に、摩擦を引き
起こしてます。

就任後は、自分を大統領に選んで
くれた人々、「ラストベルトの白人労
働者」に、公約を果たすためにの大統
領令を出してると考えると、理解できる。

Wedgeレポートで興味深いのは、
トランプ大統領の公約を実施しても
「Rust Belt(ラストベルト)」
に暮らす低中所得層の白人労働者の
雇用や生活の向上は困難なことも
事実のようです。

ラストベルトであるペンシルベニア州
の中核都市、ピッツバーグは、Google
の開発拠点を呼び込み新しい産業の
兆しがあります。

しかしながら、その周辺地域は、益々
衰退していく。日本の地方と同じ状況
です。

トランプ米国大統領の毎日の挑発的な
Twitterの内容、矢継ぎ早の大統領令は

「アメリカ第一主義」からきてます

今後のトランプ大統領への対応策は
評論家の方々が様々分析してますが、
以下のように考えます。

・「アメリカ第一主義」のベースにある
 「Rust Belt(ラストベルト:さび付
いた地帯)」に暮らす低中所得層の白
人労働者に「雇用を取り戻す」こと念
頭に置けば見えてきます。

ホワイトハウスのHPにあるように
「貿易取引」(Trade Deal that work all Americans)
Twitterで挑発し、譲歩を引き出す
というやり方です。

・トランプ大統領に近い主要な閣僚の
視野の広いアドバイスに期待したい。
マティス国防長官の志願しての来日の
ように。

・日本は、政治、経済の色んな局面で
の対応が迫られますが、

トランプ大統領に迎合することなく、
「是々非々」で良い関係を築いても
らいたいです。

私個人的には、念頭のキーワードの
「まさか」と「乱気流」を普遍して
上手く行動していきたいと思います。

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